大型炉ほどコスト低減に有利な理由

担当の田中です。
当社の真空熱処理炉の標準的な有効加熱帯は
間口600mm奥1050mmあります。
一方最大サイズの炉は間口1300mm奥1650mmあり、
これは国内最大級のサイズとなり現在6台保有しています。

大きな炉のメリットは単純に大型製品を処理できるだけでなく、
小さな製品を大量に処理できる点が挙げられます。
例えば標準炉の体積は0.38立方mですがですが大型炉の体積は2.79立方m、
体積比は約7.3倍となります。

大型炉の設備費は標準炉と比較して約2~3倍ですが処理量(体積)は7倍となり
大ロット品やかさばるワークほど低コストで処理可能です。
真空熱処理は他の熱処理方法よりも高額になりがちのため
一度お見積りからでもご検討下さい。

メタルヒートのエンジニアリングサービスHP
http://www.metalheat-eg.co.jp

ガス流量を管理した雰囲気下での熱処理ご相談下さい

担当の田中です。
当社では水素、窒素、酸素等各種ガスの流量を
マスフローコントローラーにより精密管理した雰囲気下で
熱処理を行うことが可能です。
ガス選定、流量、熱処理条件等ご希望をお伺いし
まずはお打合せさせて頂きますのでお問合せ下さい。

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大型製品の熱処理も承ります

担当の田中です。

当社では大型の真空炉を保有していますので
大型製品やステンレス、銅、アルミ等の各種コイル材の焼鈍を
一度に複数行うことが可能です。

例:真空熱処理炉の場合の有効寸法
縦1300mm×横1300mm×奥1650mm 耐荷重1.5t/グロス
http://www.heat-treatment.jp/heat_treatment.html

一度に複数処理できればコスト低減が可能ですので
まずはお見積りからお気軽にお問合せ下さい。

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ボンデによる真空炉の異常や製品不良

担当の田中です。
真空炉でボンデが付いた製品を熱処理すると
炉内に拡散して炉壁やヒーター、配管等に付着し
炉内環境を汚染する他、真空ポンプ等の設備にダメージを与え、製品変色や設備故障の原因となります。

よって真空熱処理では事前にボンデ皮膜を除去する必要があります。
一般的なのはショットブラストですが、アルカリ&酸で洗浄する方法があります。除去方法の詳細は各ボンデ業者様にお問合せ下さい。
なお、ボンデ処理した製品はご依頼をお断りする場合がございますので一度ご相談下さい。

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メタルヒート能登工場の特徴

担当の田中です。
事前のご案内通り2021.4.1にメタルヒート能登工場が操業開始しました。
導入した熱処理設備は後日ご案内しますが、工場の大きな特徴をいくつかご紹介します。

【クリーンブース】
ISOクラス7レベルでの清浄度で作業が行えます

【防錆室】
防錆油塗布などの作業を専用室で行うことにより油分NGの製品を保護します。

【バラシ室】
熱処理後の製品は錆やすく、湿度は大敵となりますが
空調完備の専用室で作業することで製品の錆を防止します。

【セット室】
号口品の熱処理治具へのセッティング作業を行います。
他空間からのコンタミを防止し、熱処理後異物付着を防止します。

 

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