ボンデによる真空炉の異常や製品不良

担当の田中です。
真空炉でボンデが付いた製品を熱処理すると
炉内に拡散して炉壁やヒーター、配管等に付着し
炉内環境を汚染する他、真空ポンプ等の設備にダメージを与え、製品変色や設備故障の原因となります。

よって真空熱処理では事前にボンデ皮膜を除去する必要があります。
一般的なのはショットブラストですが、アルカリ&酸で洗浄する方法があります。除去方法の詳細は各ボンデ業者様にお問合せ下さい。
なお、ボンデ処理した製品はご依頼をお断りする場合がございますので一度ご相談下さい。

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メタルヒート能登工場の特徴

担当の田中です。
事前のご案内通り2021.4.1にメタルヒート能登工場が操業開始しました。
導入した熱処理設備は後日ご案内しますが、工場の大きな特徴をいくつかご紹介します。

【クリーンブース】
ISOクラス7レベルでの清浄度で作業が行えます

【防錆室】
防錆油塗布などの作業を専用室で行うことにより油分NGの製品を保護します。

【バラシ室】
熱処理後の製品は錆やすく、湿度は大敵となりますが
空調完備の専用室で作業することで製品の錆を防止します。

【セット室】
号口品の熱処理治具へのセッティング作業を行います。
他空間からのコンタミを防止し、熱処理後異物付着を防止します。

 

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ご希望に合わせた熱処理設備導入を行います

担当の田中です。
弊社の特徴の一つとしてお引き合い頂いた案件に応じて
最適な設備導入を積極的に行っています。
例えば粉末材料の熱処理、
特定の混合ガスを流量管理しながらの熱処理設備の導入実績があり、
真空熱処理以外の熱処理設備(大気炉、無酸化連続炉、水蒸気処理等)の
導入検討も進めています。

なお2021年4月5日より新工場である能登工場が操業開始します。
イニシャルコストを抑えた工場のため、
たとえ物流費を加味しても他社様と遜色ないお見積が可能です。
中々希望する熱処理条件が出来る業者が無いようでしたら
是非一度お問合せ下さい。
もちろんお客様の工場への設備導入も承っています。

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大気炉での物温測定

担当の田中です。今月は流気式焼戻し炉(大気炉)に
投入した試料の物温と炉内雰囲気の温度測定を行いました。
当然ですが、雰囲気では制御盤で設定した温度に
ほぼリンクした形で温度が上がっていきますが、試料は遅れて温度が上がります。
そして試料の質量が増えるほど更に温度上昇は遅れます。
今回は物温と雰囲気の温度ギャップの程度を確認して
量産時の保持時間の設定の参考材料にするため実施しました。

現状の熱処理条件が適正か判断するために
非常に有効なデータとなるため、是非一度お問合せ下さい。

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炉内温度と物温の比較測定

担当の田中です。
今月は高真空度下の熱処理における「炉内空間の温度」と、
炉内複数箇所に配置した「試料の温度」の
ギャップを比較する為、同時に測温を行いました。
炉内に投入する試料の大きさや、
トータルの質量によって温度の上がり方は異なってくるため
量産を検討されているお客様や、試作で良い結果が出ないお客様は
一度温度分布を測定してみることをおすすめします。

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オンラインでのお打合せに対応しています

担当の田中です。

当社ではお問合せ後のやりとりで、対面でのお打合せが難しい場合、
各種オンライン会議(Zoom、Teams、Webex等)に対応しています。
ご希望のツール、ソフトをご案内頂ければ
対応致しますのでお気軽にお申し付け下さい。

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