担当の田中です。今月は流気式焼戻し炉(大気炉)に
投入した試料の物温と炉内雰囲気の温度測定を行いました。
当然ですが、雰囲気では制御盤で設定した温度に
ほぼリンクした形で温度が上がっていきますが、試料は遅れて温度が上がります。
そして試料の質量が増えるほど更に温度上昇は遅れます。
今回は物温と雰囲気の温度ギャップの程度を確認して
量産時の保持時間の設定の参考材料にするため実施しました。
現状の熱処理条件が適正か判断するために
非常に有効なデータとなるため、是非一度お問合せ下さい。
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