ユーティリティへの理解

電気、ガス、水といった熱処理設備を稼働させるために必要なユーティリティは、ほどんど外部のサプライヤーに依存しているかと思います。そのため、品質保証のために成績書の管理や多岐にわたる設備の点検・検査記録が必要であり長期間の保管が求められます。
めったにありませんが検査成績書通りの仕様・成分比率であっても機械や熱処理を行う製品に思わぬ悪影響を及ぼす場合があります。具体的には、耐久年数、消耗品交換頻度、製品特性・外観への影響が確認されました。基準値以下であれば問題ない場合、上限ギリギリとそれ以外の値であった際に、影響を及ぼす可能性があるかどうかを理解しておくことで、もしも不具合が起きてしまった際の早期解決へのきっかけになるかもしれません。

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㈱メタルヒート
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中古炉販売情報

日本テクノ製ピット型マルチナイト装置のご紹介です。

【設備仕様】
有効寸法 Φ1000×1500H
処理目的 浸流窒化  ガス軟窒化
加熱源 電気 120kw
冷却方式 ガスファン冷却
常用温度 400~650℃ 真空ポンプ ロータリーポンプ+ブースターポンプ
使用ガス NMガス、アンモニアガス、N2ガス
製造月日 2014年 6月
※24年10月30日時点

下記までお気軽にお問い合わせ下さい。

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中古炉販売情報

現在中古炉真空炉の在庫はかなり少ない状況ですが
お客様のご要望にマッチした仕様が見つかれば
随時ご紹介させて頂いています。
新品の炉も紹介可能ですのでお見積りからでも
一度お問合せ頂ければと存じます。
真空炉に限らず、焼結炉、大気炉、油冷炉、キルン炉等も紹介可能です。
研究開発、量産用等ご希望に応じたカスタムも対応いたします。

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熱処理中の物温測定

弊社では通常は炉内温度分布測定を行なっていますが、
同時に製品へ熱電対を装着して実体温度を測定することも可能です。
こちらは出張での温度測定業務も承っております。
また、真空炉に限らず、例えば大気炉、ソルトバス等でも測定いたします。
お気軽にお問合せ下さい。

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夏季休暇について

恐れ入りますが、下記期間中に夏季休暇をいただきます。

【夏季休暇】
2024年8月10日~18日

上記期間中のお問い合わせにつきましては
休暇明けより回答させていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社メタルヒート / ステンレス・真空熱処理 / 愛知県安城市
HP:http://www.sus-heattreatment.jp    TEL:0566-98-2501

設備メンテナンス事例

プログラム通りに動いているのに熱処理後の製品に異常がみられることはありませんか。例えば、真空熱処理でこれまで問題がなかったのに突然着色や硬度不良が頻発し始めるなど、一見どの様に対処すればいいのかわからないことがあります。
翌々調査してみると、真空計器の値が一定の数値の範囲から変動しておりませんでした。新品の計器と交換してみると、通常設備が稼働出来ない値が表示されました。結論、計器の故障が発生しており、定められた範囲外で設備が稼働していたのが原因だったのです。
設備が稼働しているから計器は正常な状態であると過信せず、設備能力に応じた値を表示しているか、変動の範囲は正常かどうかを日常的に把握することが非常に重要な事例でした。こまめな機器交換やオーバーホールを行い違和感や異常を数値で管理できるようにしたいですね。

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設備メンテナンス事例

普段通り稼働していた設備が突然不調になってしまい、停止しないといけなくなることは、どれだけ点検回数を増やし、メンテナンスをしていても起こりうることだと思います。しかし、そういった過去の実績を積み重ね、予防保全を行うことで限りなく発生を防ぎ、設備の安定稼働に貢献、余分な支出を抑えることに繋がります。

今回はその事例の一部をご紹介したいと思います。
真空炉には炉内を高真空雰囲気にするための拡散ポンプ(DP)を搭載している炉があります。拡散ポンプの稼働には、一定の温度を維持することが必要です。そのために、冷却水を一定量流し続ける必要があります。この冷却水が何かしらの要因で拡散ポンプ内を循環できなくなってしまいますと、十分な排気が行えず真空度の低下が発生いたします。最悪の場合、拡散ポンプの非常停止や故障に繋がります。拡散ポンプは交換となると非常に大きな費用が掛かるため、日頃の水量確認、拡散ポンプの温度、到達真空度を把握しておくことが重要なポイントとなります。
冷却水の配管にカルキ等が詰まってしまいますと、社内で対応して直すことが難しいですが、専門の業者に依頼することで設備を損傷させずにカルキを溶かすことが可能です。(※設備の状態に左右されますので必ず解決に至るわけではありません。)
メタルヒートは、さまざまな設備トラブルに対し、それぞれの専門業者とのコネクションがございます。修理や設備の移動・販売までお気軽にご相談下さい。

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GW休暇について

恐れ入りますが、下記期間中GW休暇をいただきます。

2024年4月27日~5月5日

上記期間中のお問い合わせにつきましては
休暇明けより回答させていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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設備メンテナンス事例

熱処理、特に真空熱処理において、炉内空間を適切な状態に管理・維持することは、最も重要な点の一つです。バッチ式の真空炉では、加熱室内の空気を真空ポンプで荒引を行った後に、クラッチと呼ばれるもので、扉の締め込みを行います。このクラッチ部分に故障や不具合が生じると以下のようなトラブルを起こしかねません。
【事例】
・扉の開閉操作が行えない。
・ヒーターが加熱を開始させる信号が受信できない。
・AGVなどを用いてオートメーション化させている場合、扉の開放動作が行われず、搬送が中断してしまう。(工程に大幅な遅れが発生しかねない。)
・クラッチの締め込み圧力のゆるみにより、処理中のプログラム停止を引き起こす可能性がございます。

中古設備の初回始動や移設後は、これまでと異なる状態である場合が多いため、設備や部品・メーターなどの正しいパラメータおよび監視・管理方法を把握しておくことがトラブルが発生した際に迅速な解決へとつながってきます。

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設備メンテナンス事例

同じ処理を行っているのに、熱処理品の外観や硬さが以前に比べて変化していることはないでしょうか。定期的な部品の交換・計器校正を行い見た目や計器上は問題ないにも関わらず品質が安定しなくなっている。これらの問題解決にお悩みの方も多いかと思います。
いくつか解決事例をご紹介させていただきます。
・冷却水の温度が高い
クーリングタワーの老朽化や能力ムラが生じ冷却水を十分に冷やすことが出来ず、冷却能力が不足し目的の硬度や外観が得られない場合があります。特に夏場に発生しやすく、熱交換器の見直しや、別途チラーを設け、冷却不足を補うことで解決する場合がございます。
・断熱材劣化
断熱材は見た目上で劣化が確認しにくいものもございます。表面上は劣化していないが、内部では消耗が進み、断熱能力が十分に発揮できなくなっていた事例がございます。熱処理を行う製品毎に断熱材を選定する必要がありますが、消耗具合はそれぞれ異なるため仕様に合ったメンテナンスを行うことで問題解決につながる場合がございます。

弊社では、炉内温度分布測定サービスを行っておりますので、設備状態の確認をご検討されておりましたら、お気軽に下記までお問い合わせ下さい。

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