同じ処理を行っているのに、熱処理品の外観や硬さが以前に比べて変化していることはないでしょうか。定期的な部品の交換・計器校正を行い見た目や計器上は問題ないにも関わらず品質が安定しなくなっている。これらの問題解決にお悩みの方も多いかと思います。
いくつか解決事例をご紹介させていただきます。
・冷却水の温度が高い
クーリングタワーの老朽化や能力ムラが生じ冷却水を十分に冷やすことが出来ず、冷却能力が不足し目的の硬度や外観が得られない場合があります。特に夏場に発生しやすく、熱交換器の見直しや、別途チラーを設け、冷却不足を補うことで解決する場合がございます。
・断熱材劣化
断熱材は見た目上で劣化が確認しにくいものもございます。表面上は劣化していないが、内部では消耗が進み、断熱能力が十分に発揮できなくなっていた事例がございます。熱処理を行う製品毎に断熱材を選定する必要がありますが、消耗具合はそれぞれ異なるため仕様に合ったメンテナンスを行うことで問題解決につながる場合がございます。
弊社では、炉内温度分布測定サービスを行っておりますので、設備状態の確認をご検討されておりましたら、お気軽に下記までお問い合わせ下さい。
メタルヒートのエンジニアリングサービスHP
http://www.metalheat-eg.co.jp